研究室紹介

エネルギ工学・環境科学部門

熱工学を中心にエネルギや環境に関する諸現象の解明を目指す 

  熱やエネルギの移動は、多くの場合において流動現象と深くかかわっています。したがって、熱やエネルギの移動現象を解明のためには、流体力学による解析が不可欠となります。環境問題においても、熱汚染やその他の汚染物質が、大気や水の流れにより環境中へ拡散して行きます。 本研究室ではこれらの諸現象を、スケールダウンした室内実験や数値解析手法を用いて解明していきます。

流体工学・安全工学部門

流体工学に軸足を置き,安全な社会インフラの実現を目指す

  日本では都市部の高速道路の地下化が進められています。公共交通は高度な安全性が求められ、重交通でのトンネル火災防災対策の検討が火急のテーマとなっています。また、日本は世界でも抜きんでた災害の多い国でもあり、広域災害に対する革新的な対策も重要なテーマです。これらの問題に主に流体工学の面からのアプローチを試みますが、気体の流れから人の流れへと研究対象が変わりつつあります。本研究室ではシミュレータの開発が大きな軸となっていますが、必ず実験をし、シミュレータによる予測の精度検証を行いながら開発することを心がけています。したがって、研究成果から見るとシミュレーション主体でありますが、研究室では実験主体の生活になります。