公立小松大学生産科学科受験生特設サイト 公立小松大学生産科学科受験生特設サイト

SECTION1

マシニングセンター

  • それでは、今からこの機械についての説明を始めます。 この機械の名前は、マシニングセンターです。 この機械は、数値制御で穴を開ける場所の座標位置を決めて加工を行います。 この大学では3年の実習の授業でこの機械を使って行います。一度にいろんな工具を取付けて、いろんな加工を行います。その時にゴーグルを使ってシミュレーターで操作方法を学びます。 皆さんにも体験してもらいます。例えばこのボタンを押すと扉の開閉ができたり、次にこのボタンを押してダイヤルを回すとテーブルが動きます。他に、ここで使いたい工具を選択して加工位置に工具をもってきます。ウィーン、ガシャン。 でも、ここに機械があるのになんでゴーグルで操作をするのか?と思うかもしれません。それは、1班7~8人だけど、この機械は1台しかありません。1台しか無いので全員が同じ様に触ろうと思っても、実習の時間が限られているので触れません。そこで、ゴーグルを使うことによって、全員が同じ様に触ることができます。ゴーグルは1人1台使えるので、一度に同じ様に学ぶことができます。 それと、実際の機械は危険な所がたくさんあります。この工具で怪我をしたり、機械の誤った操作で壊したりします。でも、ゴーグルのシミュレーターなら安全なので初めてでも思い切って使えます。 それでは、皆さんもこれからゴーグルでこの機械の操作を体験してみて下さい。



SECTION2

マシニングセンターを
VR上で操作

  • よろしくお願いします。VRゴーグルを使用したことがありますか?それでは皆さん楽しんで体験していって下さい。 早速、付け方から説明します。コントローラーは2つあります。右手と左手が決まっています。横にシールが貼ってあります、Rが右手です。持ち方はこうです、この様に人差し指と中指の所にボタンがあります。ゴーグルを掛ける時は、前髪を挟み込まない様に下の方から合わせて下さい。前髪が目にかかると、うまく画面が映らないです。それでは、やってみて下さい。掛けると中に、さっき見た機械があります、周りを歩いて見て下さい。ゴーグルを掛けて見えてなかったら周りのスタッフに声をかけてください。 次に、操作の仕方を説明します。前のスクリーンを見て下さい。 私が見ている画面がちょうど今ここに映ります。最初に説明しますから、それをよく見て、同じことをやってみましょう。主に使うのはこの右手です。右手と画面をよく見ててください。 画面見えてますか?見えてます!ありがとうございます。 じゃあ、まず、扉を開けてみます。扉を開ける時には、まずこの右手の人差し指。 これをまっすぐ伸ばしてボタンを押します。ボタンはこの右側の白いボタンの、今、緑に光っているこのボタンを押すと、消えたり点いたりします。点いている状態で扉が開けられるので、しっかり手を動かして人差し指を伸ばしてこれを押します。そしたら、点きます。 ついた状態で、次はこの取っ手の部分をつかむんですけども、この時は、この中指でこの横にあるボタンを押しながら、取っ手をつまんで腕を動かすと、開け締めができます。一旦閉まると、ここは消えるので、もう一回点けて、ということができます。 それともう一つ。次は、ダイヤルでこの加工するものを動かします。 これはちょっと難しいです。よく見てください。見えてますか?見えてます!ありがとうございます。 この真ん中当りにある三つのボタン。三つのボタンのうち、一番右のボタンを押します。 そしたら、青く光ります。青く光った状態で、今度は右手の人差し指で、この前にあるボタンを押しながら、このダイヤルのところでつかんで回すと、加工物が動きます。 今左右に動いていますけども、ここにyボタンとzボタンがあるので、yボタンを押してダイヤルを回すと、前後に動いたりします。zを押すと、工具が上下に動きます。 じゃあ、皆さんやってみましょう。ゴーグルを掛けてください。 それでは、終わります。これで皆さんは、さっき見た機械の扉の開閉とダイヤル操作ができる様になったという事です。 これは、DX(デジタルトランスフォーメーション:デジタルの技術を使って物事を変えていくこと)と呼ばれる技術の1つです。 いろんな所でこの技術が使われ、これからも発展していくと思います。 このような技術を作るには、プログラミングなどの情報分野が分かっている人と機械が分かっている人がいると重宝されます。 なので、小松大学では、ひとつの学科で情報と機械を学べる様にしています。