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STUDENTS

生産システム科学部4年 渡 美鈴

SECTION1

はじめに

  • 2025年産官学合同シリコンバレー研修は8月24 日から8 月30 日の一週間行われ た。桝本特任教授による事前研修・説明会は3 回行われた(対象は企業・行政を含む参 加者全員)。その他、海外渡航健康講座と危機管理セミナーに参加した。参加者は4つ のチームに分かれ、チーム毎に研修のテーマを決めた。そして事前研修では、研修中の 行動計画や調査内容を話し合った。計画を立てていく上で、話をお伺したい方には 「LinkedIn(リンクドイン)」というビジネス向けのSNS を活用して、アポ取りを試み た。ちなみに私が所属するチーム「マルゲリータ」は、アメリカの食文化をテーマに行 動計画を立てた。チーム名の由来はメンバー全員が食べることが大好きで、たまたま話 の流れで出てきた「マルゲリータ」がチーム名となった。

SECTION2

研修に参加したきっかけ

  • この研修は大学一年生の頃から興味を持っていたのだが、私が研修に参加して得られ るものは果たしてどれほどのものなのか、自分がこの研修に参加するに妥当な人間なの かなど、参加する意味を深く考えてしまい、なかなか決断ができずにズルズル引っ張っ てしまった。このように私は少し優柔不断なところがあって、迷ってしまうことも多い のだが、だからこそ今回シリコンバレー研修に参加することに意味があると感じた。 アメリカ・カリフォルニア州のサンフランシスコ湾の南側にある地域、通称シリコン バレーは、個人旅行で行くには私の英語力の問題上難しいと思ったため、この貴重な機 会を逃すのは勿体無いと強く感じた。また、この学生時代に同世代の人たちと海外研修 に参加し、新たな刺激を受けられる経験に大きな価値を感じ、参加を決めた。

SECTION3

活動内容

  • 以下にチームマルゲリータとして行なった活動内容を紹介する。
    1)スーパー視察
    新たな気づきを求めて、多様なスーパーを視察することから始めた。 “Trader Joe’s”, “Walmart”, “Hankook Supermarket”, “Mitsuwa Market place”, “Foodmaxx” , “Whole Foods Market” の合計5つのスーパーに回った。
    2)スタンフォード大学で聞き込み
    スタンフォード大学でアンケート調査を行なった。スケッチブックに何枚かの手書き フリップを作成し、それを用いて、国籍人種男女年齢関係なく聞き込みを行なった。ア ンケートの質問は全部で4つ、全て日頃の買い物に関する質問だ。「1.どのくらいの頻 度でスーパーマーケットに行くか」「2.買い物するとき何を考慮していますか?」「3.健 康に気をつけて買い物していますか?」「4.どのくらいの頻度で朝食を食べています か?」である。
    3)岸本さんと面会
    アメリカの日系スーパー、ミツワマーケットプレイス(Mitsuwa Market place)サンノ ゼ店の店長、岸本さんにアポを取り、実際にサンノゼ店のスーパー内でお話をお伺いす ることができた。貴重なお話を聞くことができて、とても有意義な時間だった。

SECTION4

挑戦したこと

  • 些細なことだが、配車サービスのUber やLyft を使う際、運転手の方に元気よく挨拶 することを心がけ、乗車中1 回は絶対に運転手の方に英語で話しかけるという密かな挑 戦をしていた。運転手の方達は皆快く対応して下さり、英語で話しかけることに緊張し ていた私は、少しずつ自信をつけることができた。

SECTION5

学びや気づき

  • 多様な人がいる環境、シリコンバレーではどういうマインドが大事なのかという部分 にフォーカスし、また研修中いろんなことを吸収しようと常にアンテナを張ることを意 識した。マインドの面では、以下の五つの点が重要だと考えた。 ・スピード感:とにかく試してみる、完璧を目指すより、まず形にして動かす
    ・失敗を恐れない:とにかく失敗を恐れない、うまく行かなくても次に活かせばOK
    ・自由でフラットな関係:年齢や肩書きより「アイデアが面白いか」で評価される
    ・世界規模で考える:最初から「世界中の人に使ってもらう」ことを意識
    そして、グローバルな人材となるには、皆が自分の意見を進んで発言する、自分の存 在をSNS など活用して周りに知ってもらう、その姿勢がまず大切だと感じた。

SECTION6

最後に

  • 今回、チームマルゲリータは食をテーマに数々のスーパーに訪れた。そこで感じたア メリカスーパーの良い点と日本スーパーの良い点を掛け合わせたスーパーを小松に作る のはどうかと考えた。アメリカスーパーの良い点は、同じ用途の商品でもたくさんの種 類があること、店員同士とても仲が良い、パンのスライスカットが自分でできる(機械 が常備設置されている)、オリジナルグッズで店名のアピールができる(ショッピング バッグなど)、色鮮やかで見ていて楽しい商品や陳列の仕方、ことが挙げられた。対し て、日本スーパーの良い点は、サイズ感がちょうどいい、おつとめ品コーナーがある、 リサイクルステーションがあるという点である。 今回アメリカスーパーで何かハイテク技術が使われていたら知りたい、日本スーパー との違いを感じたい、そういう思いで調査を行なった。ハイテク技術は正直見つけられ なかったが、自分の目や肌で感じたアメリカスーパーはイメージしていたものよりもず っと魅力的だったことがわかった。 写真1は、スーパーで見かけた定期的に商品である野菜に水を撒く様子。 写真2は、1日フリープランで訪れたアルカトラズ島で撮った写真である。

  • 野菜に水を撒く様子 アルカトラズ島

SECTION7

最後に

  • この研修を通じて、海外と日本の違いを発見するとともに、大学の枠を超え企業、小松 市役所の方と楽しく過ごすことができた。もし、一人だけ海外にいけるとなっても私は行 かないだろう。だからこそ、今回ご一緒できた方々に感謝申し上げます。私は最終日前日 の懇親会で、「アメリカにもう一度行く」と言った。大学生の間はもう一度いけるかわから ないが、いつか私はもう一度アメリカに行く。最後になりましたが、今回この研修をご支 援いただいた公立小松大学、小松市、ヒロさんを始めとするB-Bridge の方々に御礼申し 上げ、結びの言葉とする。