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STUDENTS

生産システム科学部4年 川辺景仁

SECTION1

はじめに

  • 私がシリコンバレー研修に参加を決めた理由は三点ある。一点目に海外を経験したかっ たためである。理由として私はこれまでの人生で海外に行ったことはなかったため、アメ リカと日本の文化の違いや日本語が通じない環境の中で現地の方々との交流、シリコンバ レーと呼ばれる世界中の巨大テック企業や最先端技術が集まる地域がどのような場所かを 体験したかったためである。二つ目に私は来年に就職活動が控えており不安を抱えていた ためだ。昨今、AI を筆頭に情報技術の発展が目覚ましく世の中の一部業務がAI 等に代替 されており、将来私が選択した職種もなくなるのではないかと考えたためだ。

SECTION2

研修の目標

  • 今回の研修での個人的な目標はAI が世の中の様々な職種を奪う脅威となるのかを判断す ることであった。私自身はAI を人の仕事を奪う大きな脅威になると思っていた。 ChatGPT を例に挙げると発表された当初は回答が不正確であったり、明らかな誤答を出力 していたりしていたしかし、今となっては文章の入力のみでのプログラムの作成や推論を 行い専門知識にも対応をしている。この時私は上記に記したように不安を感じていた。そ こでシリコンバレーという世界的テック企業が集まり情報技術の発展の中心となっている 場で現地やその付近で暮らしている人々はAI を脅威として見ているのかどうかを知りたい と考えていた。また私は英語があまり堪能ではないが英語で会話をしてみたいと考えてい た。

SECTION3

研修での活動

  • 研修はグループ活動で災害と仕事の二つのテーマでアンケート調査をすることにした。 研修の中でGoogle Visitor Center に行く機会があったのでGoogle の社員の方々に アンケートを答えていただこうと思い自分の英語力に不安を持ちながら話を掛けに行っ た。しかし英語でのコミュニケーションが困難なうえ、「今は時間がない」や「忙しい」 と言われ断られてしまった。初めの挑戦が上手くいかず調査が上手くいくのか英語力の不 安も合わさって怖くなってしまった。このままではいけないと思いアンケートの内容が長 いため答えるのに躊躇されたのではないかと考え、質問の内容を数個に減らして次の挑戦 をしようと考えた。別の日にスタンフォードの見学があったのでそこでアンケートを取る ことにした。スタンフォードでは質問の数を減らしたことが功をそうしたのかアンケート に回答してもらうことが出来た。
    日程の中にサンフランシスコ近辺を自由行動する日があった。サンフランシスコでは Waymo が提供する自動運転タクシーサービスがあった。Waymo のアプリから配車と目的 地を設定して乗ることが出来た。Waymo に搭乗して感じたことは運転が上手い人の運転 技術と遜色がなかったことである。車線変更や右左折はもちろん、狭い道での徐行と停止 といった運転する際の注意点に気を付けていた。自動運転は限定地域だけであるが実用段 階にあると感じ、法や有人運転のタクシー業界の雇用といった問題があるが近い将来様々 な国でサービスが正式に展開されていくであろうと確信した。 シリコンバレーのDoorDash とHelloSake で働く原健太さんにお話をお聞きする機会が あり、私が持つ就職に関する質問をした。原さんはAI がプログラムを書くことが出来るよ うになって仕事では自分に五人分の部下がいるような状態になり、それ以前と比べて作業 効率が五倍ほどになったとおっしゃられていた。そのようにAI を使いこなすにはシニアレ ベルのAI に関する知識や経験が十全にないと難しいため、今のシリコンバレーはジュニア レベルの開発者はレイオフされていると言われた。ただしAI はプログラムを書くことが出 来るが本当に正しいコードなのかどうかは結局人が確認する必要があり、つまるところAI はツールでしかなく扱うためにはAI に詳しくなるしかないのだと感じた。

  • Waymo の車内 Google visitor Center

SECTION4

最後に

  • 私のシリコンバレーでの最初の驚きは買い物に行くために道路を渡る際横断歩道の信号 の色が赤と白であり白が日本の青であり気づくまでは青になるのをずっと待っていた。こ の時点から日本とアメリカでは文化が違うのだと感じわくわくした。また英語で会話する とき基本は通じず身振り手振りやスマホの翻訳機能を用いて、何とか意思が伝わった時達 成感を感じ英語で会話するということは自分が思っていた以上に楽しく日本でも機会があ る時に英語を使いたいと思った。
    本研修は渡航前に持っていた疑問の解消や新たな自分の発見、今後の課題を見つけるこ とができた充実した研修だった、これらの経験を将来に生かしていきたいと思う。