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STUDENTS

生産システム科学部3年 橋本 俊亮

SECTION1

この研修に参加した動機

  • 今回自分がシリコンバレー研修に参加した理由は、人生初の海外に行き、自分の中の世界を広げたいと思ったからだ。自分には現状、やりたいこと、なりたいものがなかったので、日本という国を出て、さまざまな企業を見ることで自分への刺激となり、何かヒントを得られるのではないかと考えた。

SECTION2

活動内容

  • 自分は今回、JOPS という企業の方と同じ班となり、「知識と技術を持った人を会社に入社してもらうにはどうすれば良いか」というテーマについて結論を出すことを目的として活動を進めた。そのために、事前にアンケートを作成し、活動期間の間で訪れるさまざまな場所で、さまざまな人からの意見を集めました。そして、それらから得た結果をもと に、チームで意見を交換して、提案した。

SECTION3

挑戦したこと

  • 今回の研修で自分が挑戦したことは、恥じらいを捨て、自分の持っているもの全てを使って相手に自分の気持ちを考えを伝えることだ。スタンフォード大学やショッピングモール、ピア 39 などで、幅広い年齢層の人に男女問わず話しかけ、インタビューを行った。 初めの方は緊張していたため、なかなかうまく言葉が出てこず、うまくインタビューを行うことができなかった。そこで、たまたま近くにいた先輩にそのことを話すと、いきなりアンケートの内容を出すのではなく、自己紹介や、日本の文化のことなど、ある程度のコミュニケーションをした後にアンケートなどを行うと、スムーズに行けるよとアドバイスをいただいた。実際にアドバイスを意識してインタビューを行うと、成功する確率が上がり、自信を持つことができるようになった。初めの方は緊張から、相手の顔なんてなかなか見れていなかったが、慣れてきた時に相手の顔を見ると、とても優しい顔で聞き取ろうと歩み寄ってくれていた。それを見て、言葉の壁があっても、感情は伝えられるんだと知り、感動した。 僕が最も印象に残ったインタビューは、スタンフォード大学で 5 人組でお酒を飲んでい る人たちに自分 1 人でインタビューをしに乗り込んで行ったインタビューだ。インタビューに慣れてきていても流石に大人数だったため怖かったが、結果は大成功。その成功が研修内で最も嬉しかったことであり、達成感を感じることができたものだ。



SECTION4

学んだこと

  • 今回の研修では、アメリカで働くさまざまな人から話を伺うことができた。その中で最も興味を持った話は、アメリカで働く人は実力主義で 2 年に一回ぐらいは普通に転職するというものだ。自分にとって就職する会社というのは終身雇用を前提としたものとして考えていたため、全くの逆の考え方に衝撃を受けた。就職活動を目前に控えた自分からすれば、こんなにしんどいことを短いスパンで何度も行うなんて想像できなかったからだ。でもそれがアメリカで働く人にとっては普通で、自分の知識と技術をレベルアップさせるための行動なのだ。その話を聞いて、自分はアメリカで働くことは不可能だと思った。何度も就活をすることもそうだが、完全なる実力主義でその会社に存在価値があるかを見られる。それを乗り越えられる自信を持つことが無理だと思ったからだ。しかし、それをかっこいいとも思った。 今すぐアメリカに行くようなものすごく大きなことはできなくても、自信を持てるように自分の知識と技術を高めればいいんだと思い、今後その姿勢を貫いて生活していこうと思う。

SECTION5

おわりに

  • シリコンバレー研修は自分の人生にとって、ものすごく大きな刺激になった。今回の研修のおかげで今後自分の将来を考えたときに、より多くの視点から物事を考え、判断できるようになれたと思う。自分の知らない世界や考え方を知ることは本当に大事であり、有意義であることが改めて分かったので、今後、シリコンバレー研修のような機会があったら、逃さないようにしたい。